外国人のパートナーがいる方は、彼・彼女らが日本でちゃんとした仕事につけるかどうか、不安に思ったことはありませんか?
ネイティブ並みに日本語が話せるならともかく、そうでない人は仕事探しに苦戦するのは当たり前。逆の立場で考えても、英語をカタコトしか話せない日本人がアメリカに行っても、誰も雇いたいとは思いませんよね。
ですが、実は日本語が話せない外国人でも、応募する職種をきちんと選べば仕事を見つけることはできます。
この記事では、
- 日本語が話せない外国人でも働ける仕事
- 外国人が仕事を見つける方法
- 外国人のためのおすすめ求人サイト
についてお話しします。
現在外国人のパートナーがいて、日本での仕事について心配していた方は、ぜひ今回の話を教えてあげてくださいね♪
外国人のパートナーは日本で仕事ができるビザがあるのか?
そもそもあなたのパートナーは日本で働けるビザを持っていますか?既に結婚して、配偶者ビザがあるのなら問題ありませんが、そうでないなら、ビザの種類は確認しておきましょう。
- 就労が認められているビザ(就労ビザ)
- 就労の可否が指定されるビザ(ワーキングホリデーなど)
- 活動に制限がないビザ(永住者など)
日本で働けるかどうかはビザによって変わるので、細かいルールはきちんと事前に調べておきましょう。
日本語が話せない外国人でも働ける仕事
日本語が話せないと、日本で仕事ができないと思っていませんか?
ですが、日本語以外の言語を話せるからこそ働ける仕事ってあるんです。ここでは、日本語を話せない外国人でも働ける仕事の種類をご紹介します。
ALT(Assistant Language Teacher)
ALTとは、学校の英語の先生のこと。
そういった想いから、各学校に1人ずつ英語のネイティブの先生が派遣されます。田舎、都会に限らず在籍することになるので、もしもあなたの地元に外国人のパートナーを呼びたいと思っているなら、近くの学校でALTの募集がないか調べてみましょう。
多くの学校でALT不足が問題になっているので、上手くマッチングできればチャンスを掴めるかもしれません。また、就労ビザをもらえる可能性も高いので、長期間日本で働きたいと思っている人には特におすすめです!
ツアーガイド
外国人向けのツアーガイドもおすすめ。
ツアーは既に決められた場所に案内するだけなので、慣れてしまえばそう難しい仕事ではありません。ただ、初対面同士が集まるものなので、そういった場を上手く盛り上げる能力は必要になります。
”日本語が話せなくてもOK”としているツアー会社もたくさんあるので、そういった場所を狙えばガイドになれるかもしれません。
外国人向けバーのバーテンダー
外国人をターゲットにしているバーであれば、外国人スタッフは喜ばれます。
そこに来るお客さんも「外国人と話したい!」と思ってきているわけですから、Win-winですよね。
おしゃべりが好きなら、バーテンダーはかなりおすすめ。ただ、あなたのパートナーが他の誰かに狙われる危険性もあるので、そこだけ要注意です。
スキーのインストラクター
意外と盲点なのが、スキー(もしくはスノーボード)のインストラクター。
日本の雪は世界トップクラス。そのことは海外にも広く知られているので、たくさんの外国人観光客が訪れます。
大きなスキー場であれば、だいたいスキースクールがあるので、そこで外国人相手のレッスンを受け持ちます。スキーもしくはスノーボードの腕に自信がある人にはぴったりのお仕事です!
ただ、季節労働になので、冬の期間だけしか働けないのが難点。
工場スタッフ
工場スタッフは基本的に日本語を話せなくても働くことができます。工場は単純作業が基本なので、言語はほぼ必要ありません。
教える人が日本語しか話せなかったとしても、見よう見まねでなんとか伝えることができるので安心してください。
コンビニスタッフ
ここ数年、コンビニで外国人スタッフを見かけることが増えたと思いませんか?
日本人の多くは、コンビニの仕事に対して
- 時給が安すぎる
- 人気のない仕事
- シフトがきつい
そういったマイナスのイメージを抱いていると思います。そのため、なかなか人が集まらないのが現状。
多少の日本語が求められますが、規模が大きいコンビニだと、品出しだけを任されることもあるので、場所によっては日本語が話せなくても問題なく働けます。
ただ、時給がそれほど高くないので、長く続ける仕事ではありません。
日本語が話せない外国人が日本で仕事を見つける方法
日本語が話せない外国人が働ける仕事場は意外とたくさんあることは分かってもらえたと思います。そこで、この章ではどうやって”外国人可”の仕事を見つけるのか、具体的な方法をご紹介します。
外国人募集の応募に申し込む
求人情報誌や求人サイトで、”外国人もOK”と大々的に書いている求人はたくさんあります。そういったところを狙えば、比較的簡単に面接をクリアできます。
電話での問い合わせが難しいようであれば、パートナーであるあなたが協力してあげると良いでしょう。
応募の時点で、日本語はどの程度できた方がいいのかは聞いておくこと。
知り合いに紹介してもらう
交友関係が広そうな友人には、あなたのパートナーが仕事を探していることを伝えておきましょう。すぐには話がこないかもしれませんが、その人が何か情報を手に入れた時、真っ先に連絡をくれるはず。
彼の日本語レベルや、過去にどんな経験があるのか詳しく伝えておけば、ミスマッチなく話が進むでしょう。
働いている外国人に情報をもらう
日本で働いている外国人を見かけたら、どこでどうやって仕事をゲットしたのか直接聞いてみるのもあり。
もしかしたらポジションが空いているかもしれませんし、その人のコネで何か仕事を紹介してもらえるかもしれません。
大前提として、パートナーの全面的な協力は必要不可欠です!
日本語が話せない外国人でもビジネスは始められる!
ビザがあるけどなかなか仕事が見つからない、という場合は、外国人というブランドを使って日本で起業してみるのもいいかもしれません。
日本人のパートナーがいる時点で既に優位な立場。
あなたがもし相手の仕事を全力でサポートできるのなら、2人で何かビジネスを始めてみるのもおすすめです。
起業と聞くと大それたものに感じるかもしれませんが、”新サービス”というともう少しハードルが低くなるのではないでしょうか。
例えば、外国人であることを活かして
- 英会話スクール
- 日本人女性と外国人男性の婚活パーティー
- モデル業
など、可能性がありそうなものはたくさんありますよ!
日本語が話せない外国人のためのおすすめ求人サイト2選
日本語が話せない外国人が日本で仕事を見つけようと思ったら、どうしても時給が低いものが多くなります。
それは、外国人というメリットに目を伏せ、日本語が話せないというデメリットばかりに目を向けているから。そういった仕事は、こちらから願い下げです。
外国人であるメリットを最大限に活かしたいのであれば、外国人をターゲットにした求人サイトから仕事を探しましょう。企業側も「日本人ではなく外国人が欲しい」と思って求人を載せているので、採用率も圧倒的に高いですよ!
ここでは、おすすめの求人サイトを2つご紹介します!
NINJA
(出典/https://nextinjapan.com/)
日本で働きたい外国人のための就職情報サイトで、最近知名度が上がってきているのが、NINJA。完全に外国人ターゲットなので、言ってしまえば、やる気さえあれば、全ての案件に応募することができます。
東京・大阪中心の求人ばかりですが、その数は膨大。日本語レベルから求人を絞ることができるので、日本語に自信がない人も安心してください。
正社員・契約社員・就労ビザの取得が可能な派遣社員・アルバイトまで様々な形態の求人を取り揃えているので、きっとぴったりの求人が見つかりますよ!
リゾートバイト.com
(出典/https://www.resortbaito.com/)
外国人におすすめの職種で、スキー場のインストラクターをご紹介しましたが、こういった季節労働は、派遣会社を通すのがベター。リゾートバイト.comは、日本人・外国人両方をターゲットにしているのですが、外国人向けの求人に絞って探すのはとっても簡単。
”こだわり条件から探す”の項目で、” 外国人スタッフ歓迎”を選択すれば、外国人OKの求人だけに絞ることができます。
常時400件前後の外国人向け求人が掲載されているので、興味がわくものを見つけられるでしょう。
寮・食費無料!住み込みでバイトするならリゾートバイト.com!
日本語が話せない外国人でも日本で仕事は見つかる!
日本語を話せない外国人が日本で働こうと思っても、なかなか難しいのが現実。
ですが、英語が話せる、ということは違う視点から見れば強みにもなるので、英語が必要な職場であればたくさん求人があります。
選り好みできるほどの量ではないかもしれませんが、求人サイトや知り合いのツテを頼れば、必ず見つかりますよ!